光回線の知識

光回線で有線LANを使うためのポイントを全解説!Wi-Fiとの比較や速度が遅い原因は?

光回線で有線LANを使うためのポイントを全解説!Wi-Fiとの比較や速度が遅い原因は?

光回線を使うにあたって、有線LANでの接続を考えている人も多いのではないでしょうか。

有線LANは、安定した接続で、高い速度を維持しやすいのが特徴です。

特にオンラインゲームや高画質での動画視聴など、データ量の大きい通信では有線LANでの接続が最適です。

泊木所長
この記事では「これから光回線で有線LANを使いたい」と考えている方に向けて、以下のポイントを解説します。

もっと便利に有線LANを活用するためのポイントを見ていきましょう。

この記事でわかる事

  • 有線LANとWi-Fiの比較
  • LANケーブルの選び方
  • 有線LANで光回線が遅い時の原因・対処法
トミー

この記事の監修者

トミー(@5150wireless

東京都出身、通信業界に18年身を置く現役の通信技術者です。
これまでに代理店での固定系回線販売や、ISPでのテクニカルサポート業務を経て技術畑に転身。
現在はモバイル通信のネットワークに関わる仕事に約15年従事しています。
このサイトでは、最適で快適な通信環境を整えるための情報を、簡潔に分かりやすく伝える事を心がけています。

有線LANとWi-Fiを比較|光回線で使うならどっち?

有線LANとWi-Fiを比較|光回線で使うならどっち?

光回線を使うときに「有線LANにするか、Wi-Fiにするか」で迷っている方も多いと思います。

通信速度にこだわるなら「有線LAN」がおすすめですが、場所を選ばずに気軽に通信したいなら「Wi-Fi」が便利です。

泊木所長
「有線LAN」と「Wi-Fi」のそれぞれのメリットを見ていきましょう。
種類特徴
有線LAN■メリット
通信速度が出やすい
安定した通信が可能
■デメリット
配線があるため煩わしさがある
Wi-Fi■メリット
無線接続のため物理的な制約が少ない
■デメリット
有線接続よりは通信の安定性は劣る
接続できる範囲は電波が届く距離まで

有線LANのメリット:通信速度が出やすい

有線LANのメリットは通信速度が出やすいことです。

ケーブルを用意して配線をする手間や、ケーブルが少し邪魔になるのはデメリットですが、最大通信速度に近い数値が出やすいのはやはり有線LANならではのメリットと言えます。

とくに「オンラインゲームをプレイしたい」「動画を高画質で視聴したい」などデータ量の多い通信を考えているのであれば、有線LANでパソコンと接続するのがおすすめです。

有線LAN接続イメージ

画像出典:ELECOM 公式サイト

Wi-Fiのメリット:場所を選ばずに使える

Wi-Fi(無線LAN)のメリットは、場所を選ばずに使えることです。

Wi-Fiなら家中でパソコン、スマホ、タブレットが利用できます。ケーブルレスでネットに接続できるのはやはり便利です。

また、同時接続できる台数が多いのも有線LANにないメリットです。

有線LANも複数のLANポートで接続できますが、無線LANならルーターによっては10台以上の同時接続が可能です。

「場所を選ばずに家中でネットを使いたい」「たくさんの端末で同時接続したい」といった場合は、Wi-Fi接続がおすすめですね。

無線LAN(Wi-Fi)接続イメージ

画像出典:IODATA 公式サイト

LANケーブルの選び方

LANケーブルの選び方

「有線LANに切り替えたい」となると、必要になるのがLANケーブルです。

LANケーブルには「カテゴリ」「素材」によっていくつか種類があり、必要なスペックや使う環境で最適なものが変わってきます。

通信環境に合ったLANケーブルを選んでいきたいところです。

泊木所長
LANケーブルを選びでのポイントは以下の2つです。

それぞれ見ていきましょう。

LANケーブル選びのポイント

  • ポイント①通信速度
  • ポイント②ケーブルの素材・形状

ポイント①:通信速度

まずはケーブルごとの通信速度に注目しましょう。

LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる規格があり、規格ごとに通信速度・周波数が異なります。

数字が大きいカテゴリほど高速・高周波数の通信に対応します。

LANケーブルの種類
カテゴリ通信速度など
CAT8通信速度40Gbps
周波数2GHzに対応
CAT7通信速度10Gbps
周波数600MHzに対応
CAT6a通信速度10Gbps
周波数500MHzに対応
CAT6通信速度1Gbps
周波数250MHzに対応

現在の最新規格はCAT8までありますが、40Gbpsの通信速度に対応した機器が必要で、基本的には業務用となります。

家庭用で使うならCAT6aあたりがおすすめです。

CAT6aなら各メーカーから製品が出ているので、選べる種類も豊富です。速度も最大10Gbps対応で、スペックとしても不満なく使えます。

ポイント②:ケーブルの素材・形状

泊木所長
ケーブル自体の素材・形状もチェックポイントです。

LANケーブルの素材・形状の主な種類は以下です。

名称特徴など
UTPケーブル多くの家庭用ケーブルで使われる種類
シールドなしの構造
フラットケーブルケーブル部分がフラットで踏みつけに強い
カーペット下などの隙間を通すのに最適
STPケーブルシールドで保護されていてノイズに強い
ネットワークが混線する環境に最適
2重シールドケーブル2重のシールドでSTPケーブルよりさらにノイズに強い

家庭用の製品で選ぶとなると、多くは「UTPケーブル」になります。

シーンによってはフラットケーブルも選択肢になるでしょう。

STPケーブルや2重シールドケーブルは研究所や工場などノイズ対策が必要なシーンで使われることの多いケーブルになります。

CAT7のUTPフラットケーブル

CAT7のUTPフラットケーブル

泊木所長
一般的なLANケーブルの形状が、讃岐うどんのような太さのあるケーブルなのに対して、フラットケーブルは、きしめんのような平らな形状です。

ケーブルのカテゴリは、ケーブルに印刷されている事が多いです。

有線LANで光回線が遅い時の原因・対処法

有線LANで光回線が遅い時の原因・対処法

「光回線で有線LANを使っているのに速度が出ない」と悩んでいる方も中にはいるかと思います。

有線LANで接続しても、「ルーターの不調」「機器が古すぎる」などが原因で快適な速度ができない場合があります。

泊木所長
有線LANで速度が出ない原因として多いのが以下の3つです。

それぞれの原因の詳細と、対処法を見ていきましょう。

有線LAN接続で通信速度が遅い時の原因

  • ルーターが熱で正常に動作していない
  • ルーターやLANケーブルが古い
  • 契約している光回線が遅い

ルーターが熱で正常に動作していない

「速度がいつもより遅い」と感じたら、ルーターが熱くなり、正常に動作していないケースがよくあります。

とくに夏場に気温が上がると起こりやすいトラブルです。

熱が原因と考えられる場合には、ルーターの電源を落として、しばらく時間をおいてから再度起動します。

ルーターの再起動自体も、機器をリセットして不具合を解消する有効な方法なので、これで速度低下が解消される可能性もあります。

いつもの速度が出ないと感じたら、一度電源を落として時間をおいて起動する方法を試してみましょう。

ルーターやLANケーブルが古い

3~5年など長い期間ルーターの交換をしていない場合には、ルーターが古くてスペック不足の可能性もあります。

たとえば、最大速度1Gbpsの光回線を契約していても、ルーターが500Mbpsまでしか対応していないとなると、500Mbps以上の速度は出ません。

また、ルーターだけでなく、LANケーブルも対応できる通信速度が決まっています。

通信規格が古く、対応できる速度が足りていない場合には、ケーブルの買い替えも必要です。

高速通信できる光回線を契約しているなら、それに見合うスペックのルーター・ケーブルへの買い替え・交換を検討しましょう。

契約している光回線が遅い

「いつも回線が遅い」という場合は、契約している光回線が自宅のエリアで速度が出にくい可能性があります。

光回線自体の乗り換えも検討したいところです。

契約している光回線ごとに、実際に通信した時の速度はかなり異なります。

通信速度が満足に出ないプロバイダと契約しているなら、乗り換えの手間を惜しんで不便なまま使い続けるよりは、思い切って乗り換えするのがおすすめです。

通信が速い光回線として代表的なのがNURO光です。

最大2Gbpsの通信速度で、多くの光回線の2倍の速度を実現しています。

高額のキャッシュバック、工事費が実質0円などのキャンペーンもあり、負担額もかなり抑えられます。

通信速度で悩んでいる方はこのあたりの光回線への乗り換えを検討してみると良いでしょう。

まとめ

まとめ

泊木所長
有線LANはケーブルがかさばるのはデメリットですが、安定して高い通信速度が出やすいのはWi-Fiと比較して大きなメリットです。

これから有線LANで使うケーブルを選ぶならポイントは以下の2点です。

LANケーブル選びのポイント

  • 必要な速度が出る規格を選ぶ(CAT6aがおすすめ)
  • 使用環境に合う種類を選ぶ(基本はUTPケーブル)

有線LANで光回線が遅い原因

  • ルーターが熱で正常に動作していない
  • ルーター・ケーブルが古い
  • 契約している光回線が遅い
泊木所長
光回線が遅い時の原因としては主に上記3つが挙げられます。

ルーターの熱が原因なら再起動、ルーター・ケーブルが古いなら買い替え、契約している光回線が遅い場合は乗り換えを検討すべきです。

ぜひポイントを押さえて、Wi-Fiと合わせて上手く有線LANを利用していきましょう。

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\ 当サイトおすすめ光回線 /

2022年7月の電気通信事業法改正について
2022年7月1日以降に締結した電気通信サービスに対する違約金は、月額料金を超えた請求をしてはいけないルールになりました。
同時に、契約期間満了後の工事残債や撤去費用の請求、契約解除手数料の請求もできなくなりました。
詳しくは、総務省公式サイトの電気通信事業法における消費者保護ルールをご確認ください。

光コラボがおすすめな理由

当サイトでは、一般的な利用であれば光コラボ回線を推奨しています。

光コラボ回線は、NTTの光ファイバーを使用し、料金はNTTのフレッツ光よりも安価な事が特徴の光回線です。

NTTの光ファイバー(光コラボ回線)を引いておく事によって、将来的に乗り換えをしたくなった場合でも、工事不要で簡単に会社間の乗り換えができる選択肢を作っておく事になります。

(光コラボ提供事業者間の乗り換えは、原則的に工事不要で乗り換え可能)

また、10Gbpsの高速光回線の提供も一部地域でスタートしているため、高速なネット環境を用意したい方にもおすすめです。

将来的な変化にも柔軟に対応可能

NTTの光ファイバーは日本で最もサービス提供エリアが広く、NTTの光ファイバーを使ってサービス提供をしている事業者(光コラボ回線事業者)はとても多いです。

大手通信会社が提供する光回線(ソフトバンク光楽天光ドコモ光ビッグローブ光)もNTTの光ファイバーを使用した光コラボ回線です。

スマホの会社と光回線の会社を合わせる事でスマホセット割引を適用させる事ができますが、スマホのキャリアを将来的に乗り換えた場合でも、光コラボ回線同士なら工事不要で簡単に乗り換えできます。

泊木所長
通信費をトータルで安く抑えるなら、スマホの通信キャリアと合わせるとお得!

セット割で毎月のスマホ料金が割引になります。

スマホキャリアセット割が使える回線
NTT docomoドコモ光ドコモ home 5G
au

UQ mobile

auひかりビッグローブ光So-net光プラスWiMAX+5G
SoftBankNURO光
Y!mobile
Rakuten Mobile楽天ひかり

ドコモ光

ドコモ光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用したプロバイダとセットのサービスです。(光コラボと言います)

光コラボは、別料金になっている事が多いプロバイダー料金がセットになっているため、比較的安価なことが特徴です。

NTTのフレッツ光を利用している方は、設備そのままで乗り換え可能なので、毎月の通信費削減にもなります。

スマホがdocomoの方は毎月のスマホ料金が割引になります。

ビッグローブ光

【AT独占】ビッグローブ光(BIGLOBE光)

ビッグローブ光は、auスマホ・UQスマホ利用者のセット割引が適用される、光コラボ回線です。

ビッグローブはKDDIグループ企業ですが、回線にNTT東西のフレッツ光を利用しているため、auひかりとは異なるサービス提供エリアを持ちます。

現在、フレッツ光や他の光コラボ回線を利用されている方は、工事費不要で直ぐに乗り換え可能。KDDI系のスマホを利用されている方は、大幅な通信費削減が見込めます。

ソフトバンク光

ソフトバンク光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用した光コラボ回線です。

大きな特徴は、申し込みから開通までの期間が光回線の中でも比較的早く、開通するまでのネットが使用できない期間に、ポケットWi-Fiやホームルーターの貸し出しサービスがあります。

ソフトバンクのスマホ利用者は割引があるため、コスト面や通信品質面を見ても、ぜひ検討したい光回線です。

  • この記事を書いた人

ネット回線のリアル 編集部

無線・有線問わず、安くて速い最強のネット回線を選ぶためのリアルな情報を発信しています。編集長は、この道15年以上の現役通信技術者です。ネット回線の事なら全てお任せください。当サイトに関する詳細情報は運営者情報のページをご覧ください。

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