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CATV・ADSLって何?光回線との違い・それぞれの特徴を解説

CATV・ADSLって何?光回線との違い・それぞれの特徴を解説

ネット回線の契約を考えていて、「CATV」や「ADSL」が気になっている方も多いのではないでしょうか。

ネット回線となると「光回線」が主流ですが、人によっては、

「電話回線をネットに使いたい」「契約中のケーブルテレビと合わせてネットを使いたい」

などで別の選択肢も含めて検討しているかと思います。

CATVやADSLを検討中なら、それぞれの特徴・光回線との違いは押さえておきたいところです。

泊木所長
そこで本記事では、CATVやADSLを含めたネット回線の種類とその特徴について解説します。

自分に最適なネット回線はどれなのかチェックしていきましょう。

トミー

この記事の監修者

トミー(@5150wireless

東京都出身、通信業界に18年身を置く現役の通信技術者です。
これまでに代理店での固定系回線販売や、ISPでのテクニカルサポート業務を経て技術畑に転身。
現在はモバイル通信のネットワークに関わる仕事に約15年従事しています。
このサイトでは、最適で快適な通信環境を整えるための情報を、簡潔に分かりやすく伝える事を心がけています。

固定回線には3種類がある!光回線・CATV・ADSL

固定回線には3種類がある!光回線・CATV・ADSL

泊木所長
ネットを利用するための固定回線の種類としては以下の3種類があります。

固定回線の種類

  • 光回線
  • CATV
  • ADSL

現在、主流となっている光回線のほかに、ケーブルテレビ(CATV)の回線を利用した通信方式や、電話回線を利用した通信方式(ADSL)があります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

光回線とは?

光回線は、ケーブルに光ファイバーを用いて、光信号で通信を行う方式です。

現在、ほとんどの固定回線のユーザーが利用しているのがこの光回線になります。

光回線では、光を伝達手段に用いているので、電気信号を利用するADSLやCATVなどと比べるとはるかに高速です。

通信速度としては最大1Gbps程度が一般的で、契約先によっては2Gbps以上の速度のサービスを提供しています。

CATV(ケーブルテレビ)とは?

CATV(ケーブルテレビ)は有線で接続するテレビ放送のことで、地上波のほか、BSやWOWOWなどの衛星放送も視聴できたりします。

CATVでは、テレビと合わせてインターネットサービスも提供している場合があります。

CATVの仕組みとしては、ケーブルテレビ局が地上波放送などの番組を受信し、ケーブルテレビ網によって契約をしている各家庭に届ける流れです。

テレビ放送用の同軸ケーブルと光ケーブルを組み合わせることで、インターネットに接続することができます。

CATVの通信速度は最大320Mbpsなど、最大1Gbpsを超える光回線に比べるとかなり低速です。

速度にこだわるならCATV(ケーブルテレビ)はおすすめしません。

料金としても、ネット回線有りのCATVは、月額5,000円~6,000円になることも多く、光回線に比べ割高です。

「低速でも良いのでケーブルテレビと合わせてネットを使いたい」「光回線のエリア外である」

など限られたケースで、CATVを選択肢として検討することになるでしょう。

ADSLとは?

ADSLは、電話回線を利用してインターネットに接続する方式です。

電話回線がある家庭なら、宅内での工事不要でインターネット環境を作れるのがメリット。

インターネットへの接続を始めるにあたり、NTTの電話回線収容局でのADSLの取り付け工事は必要となりますが、契約者としては特に必要な作業はありません。

通信速度は最大50Mbps程度と、CATVと比較してもさらに低速になります。

快適にネットを利用するのは難しいのが実際のところです。

また、NTT基地局との距離が遠いと速度が遅くなるのもデメリットです。

現在、利用中の方は、光回線への乗り換えを検討したいところです。

ちなみに、各社のADSLサービスの新規受付はすでに終了していて、新たに契約することは基本的にできません。

フレッツ光のADSLの新規受付は2016年6月末ですでに終了、サービスの提供も2023年1月31日で終了予定です。

そのほか、Yahoo! BB ADSLも2019年2月末で新規受付を終了し、2024年1月末にはサービスの提供も終了予定となっています。

結論、CATV・ADSLは実用的ではない

結論、CATV・ADSLは実用的ではない

実用面を考えると、2022年現在ではCATV・ADSLの利用はおすすめしません。

CATVで最大300Mbps程度、ADSLで最大50Mbps程度など、最大1~2Gbpsで通信できる光回線に比べ、かなり低速です。

オンラインゲームが厳しいのはもちろん、動画の視聴やネットブラウジングでもストレスを感じるレベルです。

泊木所長
これからインターネット回線を契約するなら光回線を契約するべきですし、CATV・ADSLを現在利用中であれば乗り換えを検討したいところです。

光回線がエリア外のときCATV・ADSL以外の代替策は?

光回線がエリア外のときCATV・ADSL以外の代替策は?

これからCATVやADSLの契約を考えている方の中には、

「光回線がエリア外で利用できない」「他にインターネットを使う方法を教えて欲しい」

という方も多いはず。

泊木所長
光回線がこない時の対策としては以下の5つが挙げられます。

光回線が来ない時の対策

  • 別の光回線を検討する
  • モバイルWi-Fiを契約する
  • スマホのテザリングを利用する
  • 自費で回線を引く
  • 別の住所を検討する

特に検討したいのがWiMAXなどのモバイルWi-Fiの利用です。

山間部などで光回線が繋がらない場合も、モバイルWi-Fiのエリアでカバーされている可能性があります。

通信速度は基本的には光回線の方が速いですが、モバイルWi-Fiも最近ではかなり高速化しています。

とくにWiMAX 2+では、au 4G LTEの電波も束ねて通信できる「キャリアアグリゲーション」で最大1.2Gbpsを実現していて、モバイルWi-Fiでもかなりの高速通信が期待できます。

泊木所長
光回線がエリア外だった時の対策方法はこちらの記事で詳しく解説をしています。

参考田舎で光回線がこない時の対応方法5選!快適にネットを使うための方法を紹介

まとめ

まとめ

泊木所長
インターネットに接続できる固定回線の種類は、以下の3種類です。

光回線:高速通信が可能。現在主流の通信方法
CATV:ケーブルテレビの回線で通信
ADSL:電話回線で通信

CATVやADSLは通信速度が遅く、不便を感じるケースも出てくるはずなので、基本的には光回線の契約がおすすめです。

光回線のエリア外でCATV・ADSLを検討中なら、合わせて以下の対策についても考えてみると良いでしょう。

光回線が来ない時の対策

  • 別の光回線を検討する
  • モバイルWi-Fiを契約する
  • スマホのテザリングを利用する
  • 自費で回線を引く
  • 別の住所を検討する
泊木所長
ぜひ参考に快適なネット環境を構築してみてくださいね。

参考光回線とアナログ回線の違いは4つ!光回線のよくある疑問も解説します

\ 当サイトおすすめ光回線 /

2022年7月の電気通信事業法改正について
2022年7月1日以降に締結した電気通信サービスに対する違約金は、月額料金を超えた請求をしてはいけないルールになりました。
同時に、契約期間満了後の工事残債や撤去費用の請求、契約解除手数料の請求もできなくなりました。
詳しくは、総務省公式サイトの電気通信事業法における消費者保護ルールをご確認ください。

光コラボがおすすめな理由

当サイトでは、一般的な利用であれば光コラボ回線を推奨しています。

光コラボ回線は、NTTの光ファイバーを使用し、料金はNTTのフレッツ光よりも安価な事が特徴の光回線です。

NTTの光ファイバー(光コラボ回線)を引いておく事によって、将来的に乗り換えをしたくなった場合でも、工事不要で簡単に会社間の乗り換えができる選択肢を作っておく事になります。

(光コラボ提供事業者間の乗り換えは、原則的に工事不要で乗り換え可能)

また、10Gbpsの高速光回線の提供も一部地域でスタートしているため、高速なネット環境を用意したい方にもおすすめです。

将来的な変化にも柔軟に対応可能

NTTの光ファイバーは日本で最もサービス提供エリアが広く、NTTの光ファイバーを使ってサービス提供をしている事業者(光コラボ回線事業者)はとても多いです。

大手通信会社が提供する光回線(ソフトバンク光楽天光ドコモ光ビッグローブ光)もNTTの光ファイバーを使用した光コラボ回線です。

スマホの会社と光回線の会社を合わせる事でスマホセット割引を適用させる事ができますが、スマホのキャリアを将来的に乗り換えた場合でも、光コラボ回線同士なら工事不要で簡単に乗り換えできます。

泊木所長
通信費をトータルで安く抑えるなら、スマホの通信キャリアと合わせるとお得!

セット割で毎月のスマホ料金が割引になります。

スマホキャリアセット割が使える回線
NTT docomoドコモ光ドコモ home 5G
au

UQ mobile

auひかりビッグローブ光So-net光プラスWiMAX+5G
SoftBankNURO光
Y!mobile
Rakuten Mobile楽天ひかり

ドコモ光

ドコモ光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用したプロバイダとセットのサービスです。(光コラボと言います)

光コラボは、別料金になっている事が多いプロバイダー料金がセットになっているため、比較的安価なことが特徴です。

NTTのフレッツ光を利用している方は、設備そのままで乗り換え可能なので、毎月の通信費削減にもなります。

スマホがdocomoの方は毎月のスマホ料金が割引になります。

ビッグローブ光

【AT独占】ビッグローブ光(BIGLOBE光)

ビッグローブ光は、auスマホ・UQスマホ利用者のセット割引が適用される、光コラボ回線です。

ビッグローブはKDDIグループ企業ですが、回線にNTT東西のフレッツ光を利用しているため、auひかりとは異なるサービス提供エリアを持ちます。

現在、フレッツ光や他の光コラボ回線を利用されている方は、工事費不要で直ぐに乗り換え可能。KDDI系のスマホを利用されている方は、大幅な通信費削減が見込めます。

ソフトバンク光

ソフトバンク光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用した光コラボ回線です。

大きな特徴は、申し込みから開通までの期間が光回線の中でも比較的早く、開通するまでのネットが使用できない期間に、ポケットWi-Fiやホームルーターの貸し出しサービスがあります。

ソフトバンクのスマホ利用者は割引があるため、コスト面や通信品質面を見ても、ぜひ検討したい光回線です。

  • この記事を書いた人

ネット回線のリアル 編集部

無線・有線問わず、安くて速い最強のネット回線を選ぶためのリアルな情報を発信しています。編集長は、この道15年以上の現役通信技術者です。ネット回線の事なら全てお任せください。当サイトに関する詳細情報は運営者情報のページをご覧ください。

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