なるほど通信コラム

光回線を代理店で契約するメリットとは?代理店の概要や選び方も紹介

光回線を代理店で契約するメリットとは?代理店の概要や選び方も紹介

「光回線の代理店ってなに?」

「代理店で契約すると、どんなメリットがあるんだろう」

光回線を契約する際には、公式サイトのほかに代理店経由で申し込みが可能です。

とはいえ、「代理店は怪しいイメージがある」といった方も多いのではないでしょうか。

泊木所長
この記事では、以下の4点を中心に解説します

この記事で分かること

  1. 光回線を代理店で契約するメリット・デメリット
  2. そもそも代理店とは何か?
  3. 代理店の正しい選び方
  4. おすすめの光回線代理店を紹介
トミー

この記事の監修者

トミー(@5150wireless

東京都出身、通信業界に19年身を置く現役の通信技術者です。
これまでに代理店での固定系回線販売や、ISPでのテクニカルサポート業務を経て技術畑に転身。
現在はモバイル通信のネットワークに関わる仕事に約15年従事しています。
このサイトでは、最適で快適な通信環境を整えるための情報を、簡潔に分かりやすく伝える事を心がけています。

光回線を代理店で契約するメリット3つ

光回線を代理店で契約するメリット3つ

泊木所長
まずは、光回線を代理店経由で契約する3つのメリットについて紹介します

結論から言うと、メリット3つは以下の通りです

それぞれの詳細について解説していきます

メリット3つ

  1. キャッシュバックが高額な可能性が高い
  2. 違約金や乗り換えに関わる必要を負担してくれる代理店もある
  3. 代理店で契約しても通信品質は同じ

キャッシュバックが高額な可能性が高い

代理店経由で申し込む一番のメリットは、お得なキャンペーンが充実していることです。

光回線の代理店の場合には、高額なキャッシュバックを頻繁に行っている代理店もあります。

公式サイトから申し込むともらえないキャッシュバックが、代理店で申し込むともらえるのです。

「光回線をできるだけお得に使いたい」「初期費用をおさえたい」という場合には、代理店経由で高額キャッシュバックを受け取るのがよいでしょう。

キャッシュバックの金額や受け取りのタイミングは代理店によってさまざまです。

代理店を選ぶ際には、できるだけ金額が高く受け取りやすい代理店を選ぶとよいでしょう。

キャッシュバック金額によっては、工事費用や契約金(事務手数料)などの初期費用までカバーできる可能性があります。

あらかじめ工事費用や契約金(事務手数料)を計算し、キャッシュバック金額と照らし合わせておくのがおすすめです。

違約金や乗り換えに関わる費用を負担してくれる代理店もある

キャッシュバックのほかに、代理店は違約金・乗り換えの費用を負担してくれる場合もあります。

こちらも公式サイトでは受けられず、代理店のみで行われていることもあります。

そのため、今使っている光回線から乗り換えたい場合にも、代理店を利用するほうがお得いになることも多くなっています。

代理店で契約しても通信品質は同じ

「代理店はキャッシュバックなどお得が多い分、通信品質が悪いのではないか」と思った方がいるかもしれません。

しかし、代理店はあくまでも申し込みを代行しているだけです。

申し込み後は、代理店で契約した光回線と公式サイトで契約した光回線に違いはありません。

そのため、「公式にはないお得なキャンペーンが代理店である」という場合には、代理店で契約するのがおすすめです。

光回線を代理店で契約するデメリット3つ

光回線を代理店で契約するデメリット3つ

泊木所長
もちろん、光回線を代理店で契約する際にはデメリットもあります

ここでは、以下の3つについて詳しく解説していきます

デメリット3つ

  1. 代理店の数が多く、どの代理店を選んだらいいかわかりにくい
  2. オプション加入が必須な場合がある
  3. 強引な勧誘や悪質な代理店が存在する

代理店の数が多く、どの代理店を選んだらいいかわかりにくい

光回線の代理店は、数がとても多いのが特徴です。

そのため、代理店の中でもどこを選んだらよいのかがわかりにくいといえます。

代理店によってキャンペーン内容もさまざまなので、どの代理店で申し込むかはよく考える必要があるといえます。

とはいえ、代理店の評判や体験談はインターネット上にたくさんあります。

インターネット上の情報を参考にしながら選べば、「どこを選んだらよいかわからない」ということはなくなるはずです。

オプション加入が必須な場合がある

代理店によっては、オプションの加入が必須なこともあります。

「キャッシュバックに惹かれて申し込みをしたら、いらないオプションをつけられてしまった」というケースもあるでしょう。

また、契約の段階になるまで、代理店にオプション加入について説明がされないケースもあります。

キャッシュバックのためにいらないオプションを加入してしまうと、余計に費用がかかってしまうこともあるでしょう。

そのため、オプション加入が必須な代理店があるのはデメリットといえます。

とはいえ、代理店のWebサイトを見ると、オプション加入が必須かどうかはわかります。

中にはページの隅に小さな文字で書かれていたりすることもありますが、基本的にはわかりやすい位置に書いてあるはずです。

もしもオプションが気になる場合には、メールや電話でオプション加入が必須なのかどうかを問い合わせることをおすすめします。

強引な勧誘や悪質な代理店が存在する

代理店の中には、電話や訪問などで強引な勧誘をするところがあります。

そのため、代理店に良くない印象を抱いていたい方も多いでしょう。

とはいえ、代理店の全てが悪質というわけではありません。

複数の光回線を比較して最適なものを提案してくれる代理店もあります。

泊木所長
悪質な代理店を避けるための選び方については、記事後半で詳しく解説しています

光回線の代理店とは?仕組みを紹介

光回線の代理店とは?仕組みを紹介

泊木所長
では、そもそも光回線の代理店とはどのような業者なのでしょうか

概要や仕組みを踏まえて解説していきます

結論から言うと、以下の2つがポイントです

ポイント

  • 光回線会社・プロバイダの代わりに契約をする業者
  • 契約を代理することで利益を得ている

光回線会社・プロバイダの代わりに契約をする業者

代理店とは、光回線の契約を代理している業者のことです。

代理店自体は光回線をもっていません。

あくまでも、契約を代理したり、サポートすることが代理店の役割です。

代理店がいくつもあるのは、事業をはじめるハードルが低いからだといえます。

回線設備をもつ必要がなく設備費もあまりかからないため、良い代理店と悪い代理店が次々と参入しているのが特徴です。

その上、インターネットは必須のインフラになりつつあり、一定の需要があるのも代理店が多い理由だといえます。

契約を代理することで利益を得ている

代理店は、契約をとってくることで、光回線やプロバイダから利益を得ています。

逆に、契約がとれない場合には会社として存続してくことが難しくなります。

そのため、よりお得なキャンペーンをするなどして集客をしているのです。

公式サイトよりも代理店のほうがキャンペーンが充実している傾向にあるのは、代理店同士で競争があるからだといえるでしょう。

光回線の代理店の選び方

光回線の代理店の選び方

泊木所長
「じゃあ、どんな代理店を選んだらいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

そこで、本記事では代理店の選び方を3つのステップでまとめました

それぞれ詳しく解説していきます

選び方3ステップ

  1. キャンペーンの条件(オプション加入など)を確認
  2. サイト上の料金や特典がわかりやすく書かれているか
  3. 代理店の会社情報から住所や電話番号が書かれているか確認

キャンペーンの条件(オプション加入など)を確認

まずは、キャンペーンの条件を確認していきましょう。

特典はキャッシュバックなのか、それとも月額料金の割引なのかなど、特典の内容を確認します。

その後、キャンペーン適用のための条件についても確認していきます。

オプション加入や契約期間の縛りがあるものから、特に条件が指定されていない代理店もあるでしょう。

泊木所長
条件が合うようであれば、次のステップに進みます

サイト上の料金や特典がわかりやすく書かれているか

続いて、サイト上の料金表示や特典の内容に関する表示を確認します。

特典や条件が丁寧にわかりやすく書かれている代理店であれば、信頼度が高いといえます。

逆に、代理店のサイトがわかりにくい場合には、契約を避けておくのが無難です。

代理店の会社情報から住所や電話番号が書かれているか確認

そして、代理店のサイトから、運営している会社の情報について確認しましょう。

会社の住所や電話番号がきちんと書かれているのか確認します。

確認できれば、信頼のおける代理店である可能性が高いです。

逆に。住所や電話番号の表記などがない場合には、その代理店を避けておくのがよいでしょう。

契約後に問い合わせをしたい場合などに代理店とコンタクトがどれない可能性もあります。

光回線は代理店を通さないで契約できる?

光回線は代理店を通さないで契約できる?

泊木所長
ここまで代理店の概要を中心に解説しましたが、「代理店を通さずに光回線の契約はできないの?」と疑問に思った方もいるでしょう

結論から言えば、代理店を通さないで契約することも可能です

その方法や注意点は以下の通りです

それぞれ詳しく解説していきます

ポイント

  • 結論:光回線会社・プロバイダに直接申し込めばOK
  • 代理店のほうがキャンペーンが充実している可能性が高い点に注意

結論:光回線会社・プロバイダに直接申し込めばOK

代理店を通さずに光回線を契約したい場合には、光回線会社やプロバイダに直接申し込みをすればOKです。

インターネットで検索する場合には、「会社名(プロバイダ名) 公式」などと調べると、公式サイトが表示されます。

ただし、中には公式サイトにそっくりな代理店のサイトもあります。

公式サイトか代理店かを判断する場合には、サイトの「会社・運営者情報」を確認するとよいでしょう。

代理店の場合には、聞き慣れない会社が運営しているはずです。

泊木所長
また、代理店には番号が振られているので、代理店番号を探してみるのもおすすめです

代理店のほうがキャンペーンが充実してる可能性が高い点に注意

公式サイトで申し込む際には、キャンペーンが代理店と比べると充実していないことに注意してください。

競争のある代理店のほうが、どうしてもキャンペーンは充実する傾向にあります。

おすすめの光回線代理店を紹介

おすすめの光回線代理店を紹介

泊木所長
総務省に届出のある代理店で、おすすめの光回線代理店を紹介致します

キャンペーンの内容は時期によって異なる場合がありますので、各会社の公式サイトで詳細をご確認ください。

総務省に登録されている代理店リストのエクセルはこちらからご確認いただけます。

総務省 販売代理店届出制度のページ

株式会社NEXT

KDDI・ソフトバンク・NTTからの表彰多数

ソフトバンク光
  • 所在地:東京都新宿区北新宿1-12-12
  • 資本金:1,000万円
  • 法人番号:9011101057696
  • 総務省代理店届出番号:C1900012
  • 届出年月日:2019/10/01
キャンペーンの一例
auひかり52,000円キャッシュバック
ソフトバンク光37,000円キャッシュバック
ビッグローブ光57,800円キャッシュバック
フレッツ光45,000円キャッシュバック

株式会社NNコミュニケーションズ

【14期連続表彰】KDDIより感謝状を受賞

株式会社NNコミュニケーションズ
  • 所在地:東京都渋谷区代々木3-28-6
  • 資本金:2,000万円
  • 法人番号:1011001069626
  • 総務省代理店届出番号:C1907259
  • 届出年月日:2019/11/11
キャンペーンの一例
auひかり66,000円キャッシュバック
ビッグローブ光21,000円キャッシュバック
@nifty光25,000円キャッシュバック

株式会社メディアサービス

株式会社メディアサービス
  • 所在地:東京都豊島区東池袋1-25-8
  • 資本金:1,000万円
  • 法人番号:1013301029805
  • 総務省代理店届出番号:C1901394
  • 届出年月日:2019/12/09
キャンペーンの一例
フレッツ光最大79,000円キャッシュバック
ソフトバンク光最大75,000円キャッシュバック
J:COM最大144,760円分還元

まとめ

まとめ

泊木所長
今回は、光回線の代理店について紹介しました

最後に要点をまとめます

まとめ

  • 光回線の代理店はキャンペーンが充実している点がメリット
  • 代理店の中には悪質なところもあるため、選び方が大切
  • サイトの見やすさや会社情報の有無で選んでいくとよい
  • 代理店が嫌な場合には、直接光回線会社・プロバイダと契約することも可能

\ 当サイトおすすめ光回線 /

2022年7月の電気通信事業法改正について
2022年7月1日以降に締結した電気通信サービスに対する違約金は、月額料金を超えた請求をしてはいけないルールになりました。
同時に、契約期間満了後の工事残債や撤去費用の請求、契約解除手数料の請求もできなくなりました。
詳しくは、総務省公式サイトの電気通信事業法における消費者保護ルールをご確認ください。

光コラボがおすすめな理由

当サイトでは、一般的な利用であれば光コラボ回線を推奨しています。

光コラボ回線は、NTTの光ファイバーを使用し、料金はNTTのフレッツ光よりも安価な事が特徴の光回線です。

NTTの光ファイバー(光コラボ回線)を引いておく事によって、将来的に乗り換えをしたくなった場合でも、工事不要で簡単に会社間の乗り換えができる選択肢を作っておく事になります。

(光コラボ提供事業者間の乗り換えは、原則的に工事不要で乗り換え可能)

また、10Gbpsの高速光回線の提供も一部地域でスタートしているため、高速なネット環境を用意したい方にもおすすめです。

将来的な変化にも柔軟に対応可能

NTTの光ファイバーは日本で最もサービス提供エリアが広く、NTTの光ファイバーを使ってサービス提供をしている事業者(光コラボ回線事業者)はとても多いです。

大手通信会社が提供する光回線(ソフトバンク光楽天光ドコモ光ビッグローブ光)もNTTの光ファイバーを使用した光コラボ回線です。

スマホの会社と光回線の会社を合わせる事でスマホセット割引を適用させる事ができますが、スマホのキャリアを将来的に乗り換えた場合でも、光コラボ回線同士なら工事不要で簡単に乗り換えできます。

泊木所長
通信費をトータルで安く抑えるなら、スマホの通信キャリアと合わせるとお得!

セット割で毎月のスマホ料金が割引になります。

スマホキャリアセット割が使える回線
NTT docomoドコモ光ドコモ home 5G
au

UQ mobile

auひかりビッグローブ光So-net光プラスWiMAX+5G
SoftBankソフトバンク光NURO光ソフトバンクAir
Y!mobileソフトバンク光 ソフトバンクAir
Rakuten Mobile楽天ひかり

ソフトバンク光

ソフトバンク光

ソフトバンク光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用した光コラボ回線です。

大きな特徴は、申し込みから開通までの期間が光回線の中でも比較的早く、開通するまでのネットが使用できない期間に、ポケットWi-Fiやホームルーターの貸し出しサービスがあります。

ソフトバンクのスマホ利用者は割引があるため、コスト面や通信品質面を見ても、ぜひ検討したい光回線です。

ビッグローブ光

ビッグローブ光(BIGLOBE光)

ビッグローブ光は、auスマホ・UQスマホ利用者のセット割引が適用される、光コラボ回線です。

ビッグローブはKDDIグループ企業ですが、回線にNTT東西のフレッツ光を利用しているため、auひかりとは異なるサービス提供エリアを持ちます。

現在、フレッツ光や他の光コラボ回線を利用されている方は、工事費不要で直ぐに乗り換え可能。KDDI系のスマホを利用されている方は、大幅な通信費削減が見込めます。

ドコモ光

ドコモ光は、NTT東西のフレッツ光回線を使用したプロバイダとセットのサービスです。(光コラボと言います)

光コラボは、別料金になっている事が多いプロバイダー料金がセットになっているため、比較的安価なことが特徴です。

NTTのフレッツ光を利用している方は、設備そのままで乗り換え可能なので、毎月の通信費削減にもなります。

スマホがdocomoの方は毎月のスマホ料金が割引になります。

  • この記事を書いた人

ネット回線のリアル 編集部

無線・有線問わず、安くて速い最強のネット回線を選ぶためのリアルな情報を発信しています。編集長は、通信業界19年目の現役通信技術者です。ネット回線の事なら全てお任せください。当サイトに関する詳細情報は運営者情報のページをご覧ください。

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